
一行で言えば、二次創作の「解釈一致」という一点だけに賭けたアプリ、それがAI-rêveだ。メインカラーのピンクは、対象読者である夢小説・二次創作勢が慣れ親しんできた乙女ゲーム的な読み物UIの文脈をそのまま踏襲していると読める。
原色に近い派手なピンクではなく彩度を落とした甘さの方向へ寄せてあり、キャラクターとの対話という私的でロマンティックな体験を邪魔しない配慮だろう。デザイン書体を採用している点も同じ狙いで、ト書きと台詞を組み合わせる独自の会話演出を、機能的なゴシック体ではなく「小説の手触り」で補強しようとする判断に見える。
情報設計では冒頭に15秒の動画を置き、続けて既存AIチャットへの不満、三つの革新ポイント、支援コース、FAQという順で積み上げている。まず動画で対話の質感を体感させ、共感を経てから機能説明に入る流れは、感情移入が先に立つこのジャンルの支援者心理に合っている。強みは、上位プランの記憶容量2,000件やキャラクター作成上限3体・30体・100体という具体数値を早い段階で示し、抽象的な「没入感」を数字で裏付けている点だ。
一方で支援額はまだ目標の一部にとどまり、動画とテキストだけでは実際のチャット画面そのものの見え方が伝わりにくい。感情と機能を両立させる野心は買えるが、証拠となる画面写真の不足が今の弱点だ。
創作キャラと会話ができるアプリをリリース予定
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