デザインの参考サイト

筋トレ器具やフィットネス関連のクラウドファンディングでは、単に機能面を説明するだけでは支援者のモチベーションを引き出すことはできません。スクロール中のわずか0.5秒でターゲット(トレーニー・ダイエッター)の情熱に火をつけ、「自分も変わりたい」と思わせる力強いビジュアル設計が求められます。
今回は、CAMPFIREで展開された筋トレ系プロジェクトを参考に、スマホ画面で圧倒的な可読性を誇る大型フォント設計と、情熱を象徴するファイヤーオレンジを軸にしたカラーブランディングのロジックをプロのデザイナー視点で深掘り解説します。
フィットネス系プロジェクトのサムネイルにおいて、最も評価すべきポイントは「文字の圧倒的な読みやすさ(視認性)」です。
「読ませる」のではなく、1コマのグラフィックとして「一瞬で意味を届ける」デザイン設計が、高いクリック率(CTR)を生み出す原動力になっています。
デザインにおける色の役割は、単なる装飾ではなく「感情(モチベーション)のコントロール」です。
本プロジェクトでは、サムネイルのメインカラーからLP本文の見出し、さらにはリターン(返礼品)のバナー枠に至るまで、一貫して「筋トレやエネルギーを連想させる炎のようなオレンジ色」が採用されています。
赤ほど圧迫感を与えず、黄色よりも力強いエネルギーを持つオレンジは、運動意欲やポジティブな変化を促す心理効果を持っています。ページ全体でカラーを統一することで、ブランドとしての洗練された印象を与え、支援者に強い一体感を感じさせる設計になっています。
サムネイルから流入したユーザーを確実に支援(購入)へ繋げるため、ランディングページ内ではトレーニーの心理に寄り添った展開が組まれています。
デザインの統一感と論理的な構成が相乗効果を生み、離脱を防ぐ強力な導線として機能しています。
非常に完成度が高くパワフルなデザインですが、さらなるCVR(支援率)引き上げに向けた改善案も考察できます。
例えば「耐荷重◯◯kg」「従来品より負荷◯%UP」「ユーザー満足度〇〇%」といった定量的な実績・スペック数値を、オレンジ×ブラックの丸型バッジアイコンとしてサムネイルや本文冒頭に挿入することで、熱量だけでなく「確かな品質」というロジカルな説得力を補強できます。
今回分析した事例は、スマホ閲覧に最適化された大型フォントの可読性と、テーマ(筋トレ)にマッチしたカラーブランディングが見事に融合した素晴らしい好例です。
フィットネスやスポーツ系のクラウドファンディングを制作する際は、文字の読みやすさを最優先にしつつ、テーマに合った象徴的なメインカラーでページ全体をデザインすることを意識してみてください。
油圧ポンプで上半身を強烈刺激!無段階負荷の新感覚筋トレ|コアフォースワン
https://camp-fire.jp/projects/977347/view