
「一分で体感プラス五度以上」という具体的な数値そのものが最大の武器であり、この即効性をどう視覚化するかが勝負どころとなっている企画だ。
レッド・オレンジは温度上昇そのものを視覚化するための「熱の色」として意図的に使われていると読める。サーモグラフィのような赤外線的な赤から橙へのグラデーションを連想させることで、暖房に頼らずアルミ蒸着フィルムだけで体感温度を上げるという抽象的な技術訴求を、直感的な「熱そう」という感覚に翻訳しているわけだ。
ゴシック体を採用しているのも正解で、十年開発したエコファイン技術という理系的・機能訴求が強い商品には、明朝体の情緒よりゴシック体の直進性と視認性のほうが説得力を持つ。
ヒーロー画像と「暖房に頼らない冬を手に入れる」というコピーを最初に置き、その後に生地の拡大写真や製造工程へ進む構成は、まず結果を掲げ、次に技術的裏付けを見せるという機能性商品にふさわしい説得順序である。
強みは、福井の繊維メーカーが本業技術を転用したという開発背景の説得力の高さで、目標300,000円に対し48,694,338円・3,010人という桁違いの支持がその証左だ。
あえて言うなら、赤橙という『熱そのもの』を表す配色は、一見すると電気ヒーターのような能動的な発熱製品と誤解されかねない。とはいえこれは巧みな比喩表現の裏返しでもあり、大きな欠点とまでは言えない。
暖房に頼らない冬を手に入れる。わずか1cm、独自のWヒート構造の超軽&極暖ウェア
https://www.makuake.com/project/ecofine_3/