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今回は配色の軸でまとめます。美容液・セミナー・書籍・SNS講座とジャンルはバラバラですが、4件すべてピンクまたはマゼンタを中心にした配色で制作しています。ピンク・マゼンタは女性向けプロジェクトで頻繁に使われる色ですが、同じ系統でも商品の性質によって使い方が変わります。4件でそのアプローチの違いを見ていきます。
01.
商品のパッケージカラーであるピンク・ゴールドをサムネイル全体に引用しました。テキストをランダムに配置することで、決まった読む順番を作らず、どこから見ても目を引く構成にしています。「塗る天然ばりで肌を引き締める」という独自の訴求軸と、明朝体の繊細さが組み合わさることで、美容液としての上品さを保ちながらインパクトを出しています。
02.
マゼンタという少し紫寄りのピンクを選んだのは、スピリチュアルの世界観と女性らしさの両方を表現するためです。明朝体の細い線が上品な印象を作り、「ロジック×スピリチュアル」という対比のコピーと合わせて、知性と感性が共存するセミナーの雰囲気を伝えています。
03.
商品であるカードのカラーをサムネイル全体に引用しました。ピンク・レッドという組み合わせで、温かみとスピリチュアルな雰囲気を同時に表現しています。装飾書体を選んだのも、お守りカードという商品の神秘的な世界観に合わせるためです。商品のビジュアルイメージとサムネイルのトーンを一致させることで、クリックした先のページとの印象のずれを防いでいます。
04.
インスタグラムのブランドカラーであるピンク・イエローを引用し、SNS講座というプロジェクトの性質をサムネイルで直感的に伝えました。書籍の表紙デザインをオマージュした構成にすることで、実際の商品との一体感を作っています。丸ゴシックを選んだのは、2児ママという親しみやすい発信者像に合わせるためです。
4件に共通するのは、ピンク・マゼンタを「女性向けだから」という理由だけで選んでいない点です。商品カラーの引用・世界観の表現・ブランドカラーのオマージュと、それぞれ色を選んだ根拠があります。配色は感覚で決めるものではなく、商品・コピー・ターゲットとの一致を確認しながら選ぶものだということが、4件を並べると見えてきます。
ピンク・マゼンタは女性向けプロジェクトで有効な配色ですが、使い方によって印象が大きく変わります。美容の上品さ・スピリチュアルの神秘感・SNSの親しみやすさという、同じ系統の色でも伝えられる温度感はまったく異なります。色を先に決めるのではなく、何を伝えたいかを先に決めてから色を選ぶという順番が、このジャンルでも共通して重要です。