クラウドファンディングの本文画像は「1枚」ではなく「ページ全体」で設計する

クラウドファンディングのページでは、商品写真、特徴、機能、使用シーン、サイズ、比較、リターンなど、多くの情報を画像で伝えます。

そのため本文画像を制作するとき、「1枚ずつ見栄えよく作る」ことに意識が向きがちです。

もちろん、1枚ごとの読みやすさや完成度は重要です。

しかし、実際にユーザーが見るのは個別の画像ではなく、上から下へ続いていくひとつのプロジェクトページです。

クラウドファンディングの本文デザインでは、1枚単位のデザインと同時に「ページ全体の流れ」を考える必要があります。

本文画像にはそれぞれ違う役割がある

クラウドファンディングの本文には、さまざまな種類の画像があります。

たとえば、

・商品の一番大きな特徴を伝える画像
・利用シーンを見せる画像
・機能や構造を説明する画像
・サイズや仕様を説明する画像
・他の商品との違いを整理する比較画像
・カラーバリエーションを見せる画像

などです。

ここで重要なのは、すべての画像を同じ強さでデザインする必要はないということです。

商品の最大の特徴を伝える画像なら、大きな写真や短いコピーを使って強く見せる。

一方、サイズ説明なら、派手さより数字や寸法の読みやすさを優先する。

それぞれの画像に役割があるため、同じレイアウトや同じ情報量で統一することが必ずしも正解ではありません。

「全部目立たせる」と重要な情報が埋もれる

クラウドファンディングの商品には、伝えたい特徴がたくさんあります。

そのため制作現場では、

「この機能も目立たせたい」
「この数字も大きくしたい」
「ここにも強い色を使いたい」

と、情報がどんどん強くなっていくことがあります。

しかし、すべての画像で大きな文字、強い色、目立つ装飾を使うと、ページ全体のメリハリがなくなります。

デザインでは、強い要素そのものだけでなく、その周囲にどれだけ静かな部分があるかも重要です。

重要な画像を目立たせるためには、それ以外の画像を少し落ち着かせる必要があります。

同じレイアウトが続いていないか確認する

本文画像を1枚ずつ制作していると、知らないうちに似た構図が続くことがあります。

たとえば、

上に見出し
中央に商品写真
下に説明文

という構成が何枚も続くケースです。

1枚だけを見れば問題なくても、ページとして縦に並べると単調に感じることがあります。

反対に、毎回まったく違うデザインにすると、今度はページ全体の統一感がなくなります。

そのため、

統一する部分と変化させる部分を分ける

ことがポイントになります。

フォント、基本の配色、余白、見出しのルールなどは統一する。

そのうえで写真の大きさやレイアウトに変化をつける。

こうするとブランドや商品の世界観を保ちながら、ページにリズムを作りやすくなります。

「説明する画像」と「印象を作る画像」を分ける

本文画像には、大きく分けると2つの役割があります。

ひとつは情報を説明すること。

もうひとつは商品の印象を作ることです。

スペック表やサイズ説明は、正確に情報を伝えることが優先されます。

一方、使用シーンや商品の魅力を伝える画像では、写真を大きく使い、文字を少なくする方が効果的な場合があります。

この2種類を交互に配置すると、情報量の多いクラウドファンディングページでも変化が生まれます。

説明が続いたあとに大きな写真を入れる。

強い訴求画像のあとにシンプルな説明画像を置く。

こうした強弱もページデザインの一部です。

制作途中で「縦につなげて見る」

本文画像を制作するときにおすすめなのが、途中で一度すべての画像を縦に並べて確認することです。

確認したいのは、細かな文字位置ではありません。

・同じ構図が続いていないか
・強い画像ばかりになっていないか
・説明画像が長く続いていないか
・配色が途中で急に変わっていないか
・重要な情報がページの中に埋もれていないか

といった、全体のリズムです。

個別の画像では気づかなかった問題が、一覧にすると見えることがあります。

クラファンの本文画像は「連続したデザイン」

クラウドファンディングの本文画像は、バナーを何十枚も制作するのとは少し違います。

それぞれの画像は独立しているように見えて、実際にはすべてつながっています。

一枚一枚をきれいに仕上げることはもちろん大切です。

ただ、それだけではなく、

この画像はページの中で何を伝えるのか。

前後の画像と並んだときにどう見えるのか。

そこまで考えることで、クラウドファンディングの本文デザインはより整理しやすくなります。

制作の途中で迷ったときは、一度画像単体から離れて、ページ全体を縦に眺めてみる。

それだけでも、次に直すべき場所が見つかることがあります。

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